中四国エリアからほぼ一般道で関東まで行った話①

こんにちは、しらいちです。

 

 

2022年の4月、6連休(夜勤明けを含む)を取ることができたので、数か月前に車を買ったしらいちくんはちょっと冒険に出たい気持ちに溢れていました。

 

そうだ、東京、行こう。

 

普通なら飛行機なり新幹線なり夜行バスなりで、公共交通で向かうもの。高速道路を使って東京へ行くことすら長距離トラックの運転手がほとんどで、一般人ならば盆と正月に一家全員で田舎に帰省したりディズニーへ行ったりなど交通費を抑えたい人に限るかと思います。

僕は独り身であるので、携える家族どころか彼女もいないので、さらにケチろうと画策しました。

 

ならば、一般道で行けばいいのでは!!??

 

大阪くらいであれば土日で一般道往復でも全然問題ないことがわかっていたので、それを拡張するだけ。などと思い甘く考えていました。

一般道でだいたい20時間程度。1日10時間くらい動かせば2日で着くだろ?宿も快活クラブでいいかな。なんなら車中泊もできるし。などなど、思案しながら移動に関しては具体的な計画もなく実行に移しました。

 

1日目(夜勤明け)

とんでもない話。夜勤明けからのスタート。ひと眠りしてから出発しようと思ったものの、夜勤で目が冴えてしまって朝8時にスタート。

朝8時にスタートをすると通勤ラッシュや現場へ向かう車でそこそこ混んで道路の流れが悪いのです。そこで一気に眠気が来てしまいました。さっそくギブアップの兆候が見えます。

ちょうどよく道の駅があったのでそのままIN。シートを倒して眠りについて1時間。目が覚めてうつろながらも足取りを進めることに。

もはや危険運転。寝不足での運転は危ないのでやめたほうがいいのですが、、、

そんな心配もどこへやら。気が付いたら岡山を過ぎて兵庫県を突破。

ここからが地獄。関西は鉄道網が高度に発達するレベルで道路交通が悲惨であることを忘れていました。しかも大雨。全く進まない車。埒が明かなくなり、関西エリアだけは高速を使って抜けるしかない。。。と思ってしまいました。。。

 

ということで高速課金。西宮山口南IC→茨木IC。途中の西宮名塩SAでがっつり休憩。その間に時間が過ぎていき、中国道すら混雑、大雨で道路状況も最悪です。茨木ICで降りたのも悪い選択。国道171号線は大混雑で全く進まない。半クラ状態でクラッチを擦り減らしながらなんとか宇治まで抜けることができました。

ここからが地獄。ちょうど帰宅ラッシュ時間と重なり、京都方面へ行っても混雑、奈良方面へ行っても混雑。三重方面への道も幾ばくかあるので、抜けられそうなところを探索。伊賀上野で合流する名阪国道めがけて国道307号、国道422号を往くことに。道は狭いものの、結構空いているじゃんとすいすい走っていたら、しばらくして25㎞/hくらいでノロノロ走るマイクロバスの後ろについていく羽目になってしまった。。。いついなくなるんだろうか。やめてほしい。後ろには車が数珠つなぎになっていました。後ろの車は車間を詰めてくるし、さらに後ろの車はずっとパッシングしてくるし、まさに一触即発。なんだかんだ、307号区間はずっと鎮座。本当にやめてくれ。ところ変わって422号区間に入ったらスイスイ。法定速度って意外と快適に走れる速度なんだなと実感。

伊賀上野と柘植の間くらいにある壬生野から名阪国道こと国道25号へ。名阪国道といえば、日本で数少ないアウトバーン。つまるところ無法地帯として有名ですね。その名の通り、法定速度で走る車は存在せず、国道307号とは正反対の状況。雨の中トラックにあおられ、自然とアクセルを踏む足が元気になります。ブレーキを踏んだら負けのチキンレースがそこにはありました。流れに乗ってしまえば名古屋なんて近いと思わせられました。

そんなこんなで気が付いたら四日市、桑名など三重の名立たる都市を経由して気が付いたら愛知県は岡崎市に到着。岡崎市でラーメンを食べ、快活クラブで惰眠を貪るのでした。

 

とりあえずここまで。続きは気が向けば。