はじめてディズニーランドへ行ったときの話。

こんにちは、しらいちです。

僕は広島生まれ、広島育ち、じゃけぇ族ということはこれを読んでいる皆様はご存じかと思います。

広島にはろくな遊園地もなく、友達と気軽に遊園地へ行く、という文化はなかったように思います。大阪はUSJにでも行くとなったら泊りがけで大事ですし。

中高男子校から理系単科大学へ行き、いろいろなものを拗らせてしまった身からすると、”ディズニーは近づいてはいけない”、”ディズニーの中に俺たちの居場所はない”、”まずは彼女から”、などと行かない理由ばかり考えていた自分がいました。

それに加えて、僕は落ち物が苦手(食わず嫌い的なやつ)ということもあって、遊園地=ジェットコースター→こわい。しぬ。などとも思っていました。

ということもあって、遊園地そのものを不審物かのように触らない扱っていました。

 

時も変わって2016年7月。

何の変哲もない普通の土日です。当時バイト先に気にかけていた女の子(T氏)がいて、バイトの男性陣(H氏、K氏)もつれてケーキバイキングへ行く、という約束を取り付けました。

 

登場人物

K氏:バイト最年長(ディズニー大好き)

T氏:女の子(ディズニー大好き)

H氏:バイトの先輩(友人)

ぼく:しらいち

 

大井町線九品仏にあるお菓子屋さんでした。お昼に集合して、ケーキバイキング。甘いものをたらふく食べて、幸せにつつまれ、、、ずに苦しすぎて吐きそうだったことはよく覚えています。

動くのもつらいほどだったので九品仏の駅のベンチに30分ほど座り、次何をするかを考えたりしていました。

15時。7月の15時はまだ朝のようなものなのでまだまだ遊べちゃいます。なんなら土曜日。翌日のことも考えなくていい程。

まずは列車に乗車。

葛西臨海公園に行こう、とか銚子でうまい魚を食べようだとかいろいろ話した記憶があります。そのなかでふとディズニー行きませんか?って誰かが言っていた気がします。

この中で最年長のK氏が先頭を切ります。大井町線から東横線、渋谷で半蔵門線に乗り換えに着いていくのみの我々。半蔵門線から永田町で有楽町線に乗換。終点の新木場で京葉線に乗車。

ディズニーに行くなんて冗談もいいところ、と思っていた男2人(自分、H氏)はてっきり葛西臨海公園に行くものだと思っていました。しかし。K氏は葛西臨海公園で下車をしない。ぼくらは戸惑いはじめ。頭の中が空っぽ。H氏とT氏はウキウキルンルンで次の舞浜で下車。意味が分からなかったものの、着いていくしかなかったので急いで下車。

 

気が付いたらディズニーの門の前にいたのでした・

 

H氏「ディズニーはこんな感じで行くようなものじゃない!!!(激怒)」

ぼく「???????????(???????????????)」

H氏はブチギレ、僕は困惑。

意味不明です。

K氏とT氏はとりあえず何かに乗せれば機嫌も良くなると判断したようで、今は亡きスターツアーズへ。

 

H氏はご満悦のよう。降りたらニコニコ。ぼくもぼくで純粋に楽しんでいました。

 

ディズニーにかなり抵抗があった僕ですが、この一件のおかげでディズニーに行くことに躊躇をしなくなりました。

その後、2016年は何度かディズニーへ行くことになります。